車両保険は使わず 実費での修理依頼でした。
本来 フロントバンパーとフロントフェンダーは交換ですが 実費という事もあり
修理をしました。
アルミのパネルでない限り そこそこのヘコミは直せます。
しかし 凹みが大きければ難易度も上がるので修理費はかさみます。
部品定価の 7割くらいまでが 板金するか交換するかの狭間になるようです。
世界に一つしかなければ ぐちゃぐちゃでも出来る限り直します。
そのかわり 費用も半端ないです。
いざ 修理に取り掛かる際 色んな情報をボデーから探ります。
このレクサスのボンネットとフェンダーの隙間が均一であることから
フェンダー上部の入力(押し込み)は無いので下側のみの板金をすればよい事が分かります。
板金や事故修理では 当たった時の入力方向と 反対の方向へ引き出す事をします。
外板パネルだけなら 問題なく修理出来ますが 内板骨格(フレームなど)に曲がりが有るときなどは
非常にこの目視作業が大事になります。
たまに 車の修理などの経験がある方などが 凹みをマシにするのにパネルを外して 大きなへこみだけでも
直していたりするのですが 修理をする時には情報不足になり作業が少しやりにくくなります。
フェンダーのへこんでいる部分は ヘットランプとバンパーが隙間の違和感なく取り付けられている場所です。
ですので 何度もフェンダーを板金しては ヘットランプを取り付け バンパーを取り付け しながら
徐々に変形を直していくのです。
何度も何度も 取り外し取付を繰り返しながら作業をしていくのですが 脱着工賃は一回分ですので つらいな~と思うところですね(TT)
ヘットランプにキズが付かないようにガムテープなどで保護しながら仮合わせ 修正作業を進めて行きます。
バンパーは樹脂で出来ています。
樹脂はヒーターガンなどで 熱を掛けながら曲げ修正をし すぐ急激に冷やす事で直す事が出来ます。
簡単に直せるように表現しておりますが 少し難しいです。
もし 一般のお客様がチャレンジをされるようでしたら お尋ね下さい。
アドバイスは出来ると思います。
ただ 缶スプレーでの塗装はお勧め致しません。YouTubeなどでは簡単に出来るように表現していますが
実は粗っぽく綺麗なものとはかけ離れています。
もちろん 経験がある方や器用な方は別としますが。
もし 作業されるお車が古くオンボロの軽トラなどでしたら良いのですが 奇麗に大事に乗ってらっしゃる車でしたら
諦めて頂く事を願います。車がかわいそうな状態になるかもしれません。
そして 缶スプレーやパテ、ペーパーなどを購入した費用も1万円近くかかると思います。
もし 自作修理の状態が嫌になり 修理工場に依頼する事になれば マイナスからのスタートになりますので
上乗せの修理費用が掛かってきます。
フロントバンパーとヘットランプの隙間の違和感なく 完成です。
きっと喜んで頂けるのではと思っていますが 高額な修理の対価を頂いていますので
綺麗に直って当たり前、当たる前の状態になって当たり前ですね。
頑張ります!!
修理費用 約¥150,000-から。
作業日数 1週間~10日間
(無料代車もご用意)
毎月多くの新規のお客様にご来店頂いております。お気軽に
お越しくださいね。誠実で丁寧な接客を心掛けています。
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